2009年 11月 07日
主なしとて・・・
と、これは春の歌なのですが・・・。
家の近くに、空き家があります。
一人暮らしだった主が、高齢のために施設に入られたのだそうです。
年に一度くらい、庭屋さんが入って手入れをしているようですが、それでも、住む人のない家は寂しく荒れています。
そのような中でも、生垣の間からは今、秋の花々が顔をのぞかせています。
大事にされてきた花々は、今もこうして咲き誇っています。
主はいなくても季節を忘れることなく。
花々の力強さを感じながらも、なにか物寂しさも感じる風景でした。