3時半すぎに私が店に着くと、厨房が何やら異常な暑さです。
おとうさんが「暑、暑ぅ!」と出てきたので聞くと・・・
お客様のS.Pさんが、仕事中に現場(古民家の屋根裏)で大きなミツバチ(たぶんニホンミツバチ)の巣を見つけたと、届けて下さったそうです。
S.Pさん、運んでくる途中で、生き残っていた蜂が車内でブンブン飛び出し、
チクッとされてしまったと・・・(゚∀゚ ;)タラー
いただいた時、すでに破壊状態で巣の形はわからなかったそうですが、
おとうさんが持ってみると30キロ以上はあると思われたそうです((;゚д゚))ス、スゲェ
私が着いた時には、
まだ生きていたハチを退治した後

大きな巣をビニール袋に入れ高い所からぶら下げて

お湯を沸かして厨房の温度を上げて蜂蜜が柔らかくなるようにしていた時だったのです。

この時33℃、この後35℃以上まで上がりました。
汗ダクダク(^_^;)
蜂蜜屋さんなら遠心分離器で簡単に出来るのでしょうが、当然そのような物はありませんから、
日本酒で言うなら「袋つり」のような方法で蜂蜜を採ろうというわけです。

蜂の巣のほんの一部

蜂蜜がとろ~りと出てきています。


塊があるので、時々竹串でつっつきます。
すると

また出てきます。
この繰り返し。
閉店時間までにだいぶ溜まりましたがまだまだです。
あとは週明けの月曜日まで放置しておくことに・・・。
その後・・・
おとうさんの身に悲劇が起ったのですΣ(゚Д゚ノ)ノオオォッ
不安定な椅子に乗って重い袋を何度もぶら下げなおすなどの、ムリな姿勢での力仕事に、「腰が・・・」などと言っていたのですが・・・
一週間にたった一度の休日なので、どうしても鮎釣りに行きたいと、翌日曜日は早朝から出かけて行ったのが、命取りに(^_^;)
足腰にひどい痛みを伴って帰って来たおとうさんは、月曜日になっても痛みが改善せず
「もしかしたら今日は仕事できやんかも・・・」と弱気に病院へ行く羽目に(>_<)
どうやら以前経験した坐骨神経痛がまたでたということでした。
それでも太~~い注射と、薬のおかげで、なんとか痛みも弱まり、店も休まずに済みました。
さて月曜日の午後、蜂蜜を入れるガラスビンを持って私が店に着くと、
とある場所で偶然おとうさんと会ったというえつこさんと横山さんが私を(というよりビンを)待っていました(笑)

直径40センチの鍋の中には、すでに沸騰させてキレイに濾された蜂蜜がタップリ!

えつこさん、ほくほく顔でマイビンにつめています(笑)
その後、横山さんは、もったいないので、まだ搾れば蜂蜜が採れるだろうビニールに残っている蜂の巣を持って帰られました。
きっと、がんばって搾ってくれるでしょう(笑)

ビンに詰めた蜂蜜。
思ってた以上に蜂蜜がありビンがたりませんでした(>_<)
残りは鍋に残してまた今日詰めます。
こうして
(病院代までかかった(笑))大変な作業を終えて出来上がった蜂蜜は100%混じりっ気ナシ!
ものすごーく濃ゆくて、甘ーいお味だそうです。
えっ?私は味見してないのかって?
(;^ω^)・・・実は・・・ちょっと・・・蜂蜜苦手です・・・ゴメンナサイ
S.Pさん、蜂に刺されてまでお持ちいただき、本当にありがとうございました<(_ _)>
大切に使わせていただきますネ(^^)